続いては、同じメーカーからの

『快速よむべえ一体モデル』です。

コンセントにつないで電源を入れるだけ、カメラで印刷物を読み取り、文字を音声で読み上げる読書器です。

前回紹介した、『よむべえスマイル』はゆっくり丁寧に読み取ります。読み取り操作から読み上げ開始まで約30秒。それに対して『快速よむべえ一体モデル』は、素早く読み取ります。読み取り操作から読み上げ開始まで約10秒。 両者の認識精度は、同じ画像に対しては同じ精度です。

『よむべえスマイル』には通帳スキャン機能がありますが、『快速よむべえ一体モデル』には一体モデル』ありません。なお、通帳は読み取りが難しく、『よむべえスマイル』の通帳スキャンでもうまく読めない通帳があります。

時間がかかってもなるべく正確に内容を把握したい方は『よむべえスマイル』、どんどん読みたい多読型の方には『快速よむべえ一体モデル』をお勧めします。

 

本1冊を連続読み取り機能で全部読み取る速さは、200ページ程度の単行本の場合、『よむべえスマイル』では約3時間、『快速よむべえ一体モデル』なら1時間以内で読み取りが完了します。

 『よむべえスマイル一体モデル』は、上からカメラで撮影するため、パッケージなど袋に入ったお菓子の袋の文字などもある程度読めます。対して『よむべえスマイル』はスキャナのガラス面で読み取るため、表面が平らなものしか読めません。

『よむべえスマイル』には点字スキャン機能がありますが、『快速よむべえ一体モデル』には点字を読み取る機能はありません。

 

用途・目的に応じてお選びいただけます。